採用情報

先輩スタッフの声

最初は、何をやっている会社なのかも知りませんでした。
ゼロからキャリアを積んで、今では工場長です。 K.T(入社13年、新卒採用、工場長)

最初は燃え上がる炎を見てビックリ

製造現場で工場長をしています。三和熱錬工業には高校を卒業してすぐに入社したので、新卒からの「たたき上げ」ということになります。自分たちの業界は工業高校出身の人が多いのですが、私は普通科の高校からこの世界に入りました。
入社のきっかけは学校からの斡旋(あっせん)だったのですが、最初は「熱処理?」と聞いても何をやっている会社なのかもわかりませんでした。そんな状態だったので、はじめてうちの会社に来たときに炎がメラメラとあがっているのを見てビックリしたのをよく覚えています。

自分が責任を持って楽しい職場にします

入社してはじめて知ったことですが、鉄って実は柔らかい金属なんです。その鉄に浸炭焼入れといって熱処理をすることで、私が思っているような丈夫な素材になります。自分の仕事がなければ鉄があちこちの分野で使われることはないと思うと、大切な仕事をしているんだと実感します。
自分は工場長をしていますが、職場には自分よりも経験豊富なベテランがいます。やはりベテランは経験値がちがうので引き出しが多いですし、何か予想外のことが起きたときに強いと感じます。自分もどんどん経験を積んで、何があったときでもテキパキと判断、行動できるようになっていきたいですね。
仕事なので楽ということはありませんが、楽しくすることはできます。工場長として自分が責任をもって楽しい職場にしますので、この職場で一緒にがんばっていきましょう!

すでに30年以上のベテランとなりました。
次の世代に伝えていきたいことがたくさんあります。 Y.K(入社32年、取締役統括本部長)

熱処理一筋で30年以上

先代のときからの縁で、勤続年数は30年を優に超えました。一時は実家の事情で会社を離れていた時期もありましたが、そこから戻って今もこうして熱処理一筋でやってこられたので、私にとってこの仕事は天職だと思います。
この仕事はひと通りのことを自分で完結できるようになるまで数年かかりますが、それだけに一度身についた技術は一生ものです。「手に職をつける」という意味ではとても魅力的な世界ではないでしょうか。
品質に対する要求が、どんどん高くなってきている時代です。それだけ私たちのものづくりに対する期待値も高くなっているわけで、それにしっかりこたえていけるように私自身もまだまだ勉強です。
また、特定の人にしかない技術に依存するというのは組織として弱いので、だれがやっても同じ品質が出せるように技術の共有やマニュアル化なども、今の時代にふさわしい形で進めている真っ最中です。

成功談だけでなく失敗談も伝えていきたい

すでに私自身も「いい歳」なので、これまでの経験やノウハウをいかに次の世代の人たちに伝えていくかが、今の課題です。「こうすればうまくいく」というノウハウも大切ですが、その逆に失敗談も伝えていきたいと思っています。「これだけはダメ」ということも知っておくと、強い技術者になれるでしょうから。
当社は大手企業ではないので、一人ひとりメンバーが何でもこなせるオールマイティな人材となってほしいと思っています。技能士資格を3級からはじめて最終的に1級をめざして皆ががんばっていますが、これは「どこにいっても通用する人材」になるためです。
1級の資格を持っていれば、極端な話、当社がつぶれるようなことがあっても食いっぱぐれることはないでしょう。私が考える「どこにいっても通用する」というのは、そういう意味です。
あいさつがちゃんとできている人、そして仕事を休まずしっかりとつづけていける人。うちの職場で成功している人の特長を思い起こしてみると、人として当たり前のことができていれば成功できる職場だとあらためて思いました。
ごく普通の人がコツコツと腕を磨いてプロになっている職場なので、手に職をつけて一生安心して仕事ができると思いますよ。

前職の経験を生かして、品質管理の業務を担当。
はじめて設置されたポジションで
新しいことを取り入れていきます。 H.T(入社3年目、中途採用、品質管理)

前職の経験を生かして品質管理業務を担当

製造現場の作業と、品質管理の業務を担当しています。というのも、私は前職で国際規格であるISOに関する品質管理の仕事をしていたので、その経験を生かす形で今の仕事をまかされています。
転職のきっかけは前職の会社と三和熱錬工業との間に取引関係があり、その縁で今の担当業務を期待される形で入社することとなりました。とは言っても、もともと当社に品質管理のポジションはありませんでした。
品質に対する要求が厳しくなっている時代ということもあって専門のポジションを立ち上げるにあたり、私がその初代担当となりました。
実際に入社してみて思ったのは、働いている人が皆とてもフレンドリーだということです。社員だけでなくアルバイトの方々も生き生きと仕事をしていて、その方々からも「社風がいい」と言ってもらえるような会社です。

まだまだ伸びしろのある会社です

品質管理の仕事はとても奥が深く、また専門性も高いので、対外的には何をやっているのかわかりにくいことも多いと思います。しかし、どれだけ時間がたっても常に新しいことを取り入れて、これまでできなかったもの、もっとよいものを世に送り出すということにこだわりたいと考えています。
業界団体などが開催しているセミナーや講習会にも顔を出して、新しい情報を入れていくといったことも大事でしょう。
すでに社歴の長い会社ですが、まだまだ伸びしろが十分にあると感じています。なので、これから一員となる方にはチャンスが多いでしょうし、会社の成長によって中心的なメンバーになっていくことも十分考えられます。
まずは一度、どんな会社なのか見てみてください。言葉より体験、肌で感じることを大切に当社のことを知ってもらえたらと思います。